イマニミテオレ

自転車と音楽と病院とお酒とガジェットとPCの交点から3km離れた電柱の影に落ちてたチラシの裏に書かれた文章を拾い上げています

村上春樹を読んだことが無いのでノルウェイの森ってのならタイトル知ってるのでそれを読もうと思ったのだけど手が滑ってこっちを開いてしまいました。あんまり聞いたことないタイトルです。
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 全く知らなかったのだけど実はこれが村上春樹のデビュー作なのだとか。たまたま開いたのがこれなのは良かったのか悪かったのか。これが仮に音楽で成功した人のデビュー作。であったなら作風が安定する前であることが多くて、それはもう「本物を知っているが故にわかる明らかな別モノ」となるのだけど本、小説の場合はどうなんだろうか。分からないし答えがあるものでもないだろうけど文章って年齢と関係するのかな。またまた音楽で考えると、そうだな歌詞ってやっぱり若い時の方が切り口が斬新というか予想外のところからくる印象あるし年とるとバリエーションから繰り出される感じはあるね。ではこれも斬新なのかもしれない。フレッシュなのだろう。

 おお、これが村上春樹なのか、という「さすが」みたいな感じは読み進めても全然感じない。むしろわからない。全然分からないが、文章は読みやすい。でももっと読みやすい人に比べると当然読みづらい。中の上って感じだ。登場人物はどれもなんとなく仕草がカッコイイ感じでやさぐれている。言われてみれば80'sや90's的かもしれない。物語はわざと意味深で散らかっていて、まったく俺にはわからない。あっと言う間に読み終えた。
 正直悪い印象も無ければいい印象もない。何にもない。これをまたまたまた音楽にあてはめて考えると、良いも悪いもない音楽なんてサイテーか、BGMとして最高か、そのどちらからしかない。あと固有名詞を意図的に多用するのは意外だった。さすがにリーバイスの品番までは出てこなかったけれど。

 考察みたいなのを見るのはあまり好きじゃないけど分からな過ぎて、ちょっとググって見てみたらいろいろな"謎"の解説があった。え、、あれは"謎"だったのか、、僕は"謎"であることすら読み滑っていた。こりゃだめだ。

 この作品は三部作なのだそうだ。とりあえず三つ読んでみようと思う。この作品も読んでいるときから「きっとあと二回はこれを読み直すだろうな」と思いながら読んでいた。そういう作品になるのかな、と思っている。まだまだ像がつかめていない。

とりあえず今は全然何にもゼロでやんす

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