FullSizeRender

FaceBookでFamily Basikの2ndアルバムのタイトルがGOLEM EFFECTってタイトルだそうだと知ってから、ずっとそのタイトルのことが気になっていた。

僕は作品や自身を名乗るネーミングにはすごく関心があって、それを蔑ろにしている(ように見える)アーティストにはそもそも興味がわかないのだけど、FamilyBasikはその点からしてファミリーベーシックというぐらいだから最高なのです。音なんか聞く前から成功しているのです。これが加藤バンドとかそんな名前だったら多分僕はこんなありがたい気分でこの音楽に対面することはなかったんじゃないかと思う(それはそれで本格派バンドっぽさがあって悪くないかもしれないけど)。

そんなFamilyBasikの2ndのタイトルは「GOLEM EFFECT」だという。何のことか分からないのでググったら、先生みたいな立場の人が対象に対して抱く低い期待そのものが実際に低調な結果につながるという心理的な現象のことだそうだ。
あー、わかる。それわかる。この世はGOLEM EFFECTだらけだ。

「低い期待によってもたらされる低調な結果」とかFamilyBasikが言うかー、って思う人もひょっとしているかもしれないけど、いやそんなことはない。わかる、僕にはわかる。
FamilyBasikの加藤兄妹のことを大雑把で語彙を放棄した紹介の仕方をすると、元村八分のメンバーの加藤義明さんの子供たちがやっている音楽です。うー雑だ。そしてこれでは多分1mmの説明にもなっていない。何の説明にもならない地点に彼らはやってくることに成功していると言った方がいい(それは僕も目指すところだから勝手に共感を覚えている)。

彼らが親孝行をしたいと思っているのかなんて僕は知るわけもないけれど、だけどそもそも彼らはファミリーベーシックって自ら名乗っているんだよ。これ以上言わせんなってことじゃないの(ただの任天堂信者が訴訟が怖くて最後Kにしたって線も割とありますが)。
生い立ちとかスペックでは全く説明にならない彼らの音楽性(態度やエピソードでそれを補完することは一切ない)はむしろ親孝行のあかしだろう。彼の周辺が彼のことをちゃんと評価できないんじゃないかという心配はあるけども。

というわけで、音楽が鳴らされる以前の状態ですでに僕にとっては最高の立ち位置で音楽をやってくれる友人(知り合いではなりません)の音楽は始まる前から最高で、僕はアルバムのタイトルと向き合うだけでたくさんの会話のような独り言を浮かべさせられた。

ちなみに1stのタイトルはA False Dawn and Posthumous Notoriety。google翻訳すると”偽の夜明けと死後の名声”となる。最高じゃないですか?タイトルと会話できるって最高。

と書いていたら肝心の音楽の内容を書くまでに話が結構長くなってしまったのでここで一旦終わります。内容は気が向いたら書きますが超オススメです。1stも聴いてないひとはすぐ聴きましょう。